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診療内容

総合医療と統合医療

「総合医療」とは??

病院は専門の診療科目に分かれています。
例えば「めまいがする」という症状なら、
脳神経外科へ行けばいいのか?
耳鼻科に行けばいいのか?
それとも内科でいいのか?
患者さんは迷います。

また高齢になると患者さん1人が抱える症状は
腰が痛い(整形外科)
目が見えにくい(眼科)
不整脈がある(循環器科)
糖尿病がある(内科)…など
複数の診療科目にわたるため、
全部を日常的に受診するのは大変です。

そこで「総合診療」と言う
医療の考え方が広まって来ました。
症状があるのだけれど
どこの何の病気かわからない患者さんを幅広く診療し
さまざまな症状に対応し治療する。
必要な場合には専門科に紹介し連携するといった
「総合的な診療」を行うのが総合診療医です。

言ってみれば「専門が無いのが専門」なのです
統合診療医は「この病気なら任せとけ!」という
臓器別の専門医とは違い
「あなたの病気なら任せとけ!」という
患者さん主体の立場で医療を行います。

「統合医療」とは??

西洋医学だけではなく
東洋医学などの伝統的医学や
自然療法・栄養療法も含め
適切に組み合わせていく考え方です
いわば古今東西のイノベーション診療です

「検査しても原因不明といわれた」
「標準的な治療をしていても改善しない」など
西洋医学的なアプローチだけでは解決しない問題を
様々な角度から改善の方法を考えていきます。

当院では症状を「総合」的に判断し
「統合」的に解決方法を考えていきます。
その中で専門的治療が必要な場合には
もちろん最適な専門医へと
連携を取らせていただきますのでご安心ください。